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当社が取り組んでいるCSR(企業の社会的責任)について


<アルコールジェル8,000本を寄付!>
ハワイで各種の生活支援活動等を行っている「Aloha Harvest」様に手指消毒用のアルコールジェルを8,000本寄付させて頂きました。
ハワイでもコロナウイルス感染者が増加している事から少しでもお役に立てればと思います。
2022.1.20








うし くま ねこ うし うし


CSRとはCorporate Social Responsibilityの略です。
当社は「美容」と「健康」をテーマに、より良い品を皆様にお届け出来るよう努めています。
この一環として、当社は地域社会の一員としての責務を積極的に果たし、皆様からの信頼とご支援のもと、良き企業市民として健全な事業活動や社会貢献を通じて、より良き社会を実現したいと考えています。


支援内容


小児がんに有効な新薬の研究・開発

プログラム名

Smash Childhood Cancer

概要

小児がんに有効な新薬の研究・開発。
神経芽腫、脳腫瘍、ウィルムス腫瘍(小児の腎臓癌)、肝芽腫(小児の肝癌)、胚細胞腫瘍、骨肉腫(小児の骨癌)等。

プログラム詳細

年間約300,000人の子供が小児癌と診断され、約80,000 人が命を落としています。
また、この20年の間にアメリカ食品医薬品局(FDA)が承認した小児癌治療を目的とする新薬は僅か数種類でした。現在、小児癌の子供達に使用されている化学療法の半分は四半世紀、またはそれ以上前から存在するものです。
Smash Childhood Cancer研究チームは既に、一部の小児癌において重要な役割を果たすたんぱく質やその他の分子を特定しています。現在の課題は、これら重要な分子をターゲットとした薬剤候補の特定し、癌細胞を制御することです。具体的にはがん細胞内のターゲットである個々の分子の機能を制御し、高い効果が期待できる抗がん剤候補分子を特定します。その後、実験室でのテストにより、それらの薬剤分子の中から、さらなる研究と新薬開発を目指して、最も効果の高いものが特定されます。また、神経芽腫に加え、科学者たちは、脳腫瘍、ウィルムス腫瘍(小児の腎臓がん)、肝芽腫(小児の肝がん)、胚細胞腫瘍、骨肉腫(小児の骨がん) をも対象にした治療法の開発に目を向けています。しかし、数百万の可能性の中からこうした薬剤候補を特定することは、多大な分析時間を要する非常に困難なプロセスです。
Smash Childhood Cancerでは、この解析作業を分担することで、科学者や研究者達が極力短時間の内に開発段階へ進むことが出来、そして小児癌治療の最終的な目標に到達出来るようにします。

主催者

佐賀県医療センター、千葉大学、京都大学、コネチカット大学、香港大学




腫瘍マーカーの同定

プログラム名

Mapping Cancer Markers

概要

健康な組織と腫瘍組織の細胞を比較・分析によって腫瘍マーカーの同定を図る。

プログラム詳細

当プロジェクトは、癌の発生と進行に於ける過程で臨床的に役に立つ目印(癌に罹患している特有のデータ・ポイント)を特定することを目的にしています。
そのため、カナダのトロントにあるマーガレット王女癌研究センターでは、数万もの癌患者の組織サンプルと健康な人の組織サンプルを比較し、何百万に及ぶデータ・ポイントを分析しています。
しかしこの分析作業は天文学的な数の組合せをテストすることが必要になることから、有志の企業や個人が分析を手伝う事で、一日でも早い研究の完成を目指しています。

主催者

トロント大学、マーガレット王女癌研究センター(カナダ・トロント)




HIVの新しい候補薬の特定

プログラム名

FightAIDS@Home - Phase 2

概要

HIVの新しい候補薬の特定

プログラム詳細

国連合同エイズ計画(注1)は、2004年にはヒト免疫不全ウィルス (HIV) 感染者の数が世界中で4,000万人を超えると予測しました。このウィルスは世界中の男性、女性、子供に感染し、生命に影響を与えます。 現在、治療法は発見されておらず、さまざまな薬による対症療法のみが行われています。
Scripps Research Institute (TSRI) にある Arthur J. Olson教授の研究室では、分子構造に基づく新しいHIV治療薬開発のコンピューターによる方法を研究しています。 数多くの原子からなる物質である分子の機能は、その三次元形状に関連することが、繰り返しのシュミレーションで突き止められました。
しかしHIVの困難な点は、HIVが「不完全な模倣者」であるため、定期的に新しい変種に進化し、一部は現在の薬に耐性を持つという点です。 その為、このような移動性のあるターゲットと戦うために、科学者が新しいより優れた薬を探し続けることが重要になります。
このような困難に対応するために、Arthur J. Olson教授の研究室で開発された AutoDock というソフトウェア・プロジェクトを使用し、HIV ウィルスに対する効果が最も高い分子をコンピューターで探し出します。

(注1)国連合同エイズ計画(Joint United Nations Programme on HIV/AIDS [UNAIDS])はUNICEF(国連児童基金)、WFP(世界食糧計画)、WHO(世界保健機関)等の、国連内に設置された機関です。

主催者

スクリップス研究所(Scripps Research Institute 米国)のオルソン研究室




エボラ熱治療薬の研究・開発

プログラム名

Outsmart Ebola Together

概要

エボラ熱治療薬の研究・開発。

プログラム詳細

未だに世界で猛威を振るっているエボラ出血熱。
Outsmart Ebola Togetherプロジェクトでは、TSRI(米国最大の生体医学研究所 The Scripps Research Institute)の持つ100万を超える膨大な化学物質データを選別し、エボラの治療薬につながるものを特定するシミュレーションを行っています。このシミュレーションの結果、エボラに効果があると思われる物質は、エボラウイルスを構成するタンパク質の構造と脆弱性を調べているTSRIの Ollmann Saphire laboratoryで、実際のウイルス感染に対する効果の有無をテストされます。その後、その中でも有望な物質は低濃度でも十分効果があり、副作用が少ないものへと改善されていき、これが治療薬へとつながります。

主催者

スクリップス研究所(Scripps Research Institute 米国)のオルソン研究室




結核の治療薬の研究

プログラム名

Help Stop TB(Tuberculosis)

概要

結核の治療薬の研究。

プログラム詳細

結核(TB)は、世界保健機関(WHO)が新たに診断した900万人の症例と、2014年に病気で死亡した150万人以上を報告した世界最大の殺人者の1つです。

諸外国では熱心な治療と封じ込めによって結核の脅威が減少しており、一般の人々の多くはこの病気をリスクと見なしていない。それにもかかわらず、多剤耐性株の増加とHIV感染の増加は一部の地域での予防接種率の低下と相まって、結核の復活につながっています。この病気の最近の認識は、3月24日の世界結核デーの毎年の記念を通して上げられました。

Help Stop TBプロジェクトの具体的な目標は次の通りです。

  • 天然の分子に見られるさまざまなバリエーションをカバーする、ミコール酸構造のデータベースを作成する。
  • これらの変動が、これらの分子の折り畳み方にどのように影響するかを発見するために水とより膜のような(細胞壁)環境の両方で、自然環境における分子の挙動のより良い理解に直接貢献する実物大の膜モデルを作成するために必要なシミュレーションデータを取得する。
  • ミコール酸とその誘導体が免疫系に及ぼすさまざまな影響をよりよく理解する。
上記の具体的な目標は、最終的に結核がどのように薬物から防御され、宿主の免疫系から攻撃されるかについての理解を改善する方法であり、これらの防御を回避する戦略を開発するというより広範な目標です。
主催者

英国・ノッティンガム大学




結核抗ジカウイルス薬の開発

プログラム名

OpenZika

概要

ジカ熱を治療する候補薬を発見する国際的な研究をサポートする。

プログラム詳細

2016年2月、世界保健機関は、急速な広がりと神経学的状態の上昇へのリンクに関する新たな懸念から、ジカウイルスが世界的な公衆衛生上の緊急事態であると宣言しました。

ジカウイルスはアフリカのウガンダのジカの森で最初に同定されて以来、アジア、太平洋、さらに最近ではアメリカ大陸に広がりつつあり、人々は以前にこの病気にさらされたことがないため免疫が殆ど無く、このウイルスに関する深刻な懸念が高まっています。2016年4月、疾病対策センターは重度の神経障害、特に子供の増加がジカウイルスに関連していることを発表しました。ジカウイルスに感染した妊婦の中には小頭症と呼ばれる状態の乳児を出産した人がおり、その結果、脳の発達に問題が生じ、通常は重度の精神障害につながります。他の場合には成人であっても麻痺および他の神経学的問題が発生する可能性があります。

ジカとは何ですか?
ジカウイルスはフラビウイルス属のメンバーであり、デング熱、黄熱病、ウエストナイルウイルスなど、蚊やダニに刺されて人間に感染することがほとんどです。ジカウイルスは主に2種類の蚊によって伝染します:黄熱病の蚊(ネッタイシマカ)とアジアのトラの蚊(ネッタイシマカ)。ジカウイルスの性感染も最近確認されており、血液を介した感染も確認されています。尿と唾液にもウイルスが含まれていることがわかっています。

OpenZikaプロジェクトの具体的な目標は次の通りです。

  • Zikaタンパク質ホモロジーモデルに対して、バーチャルスクリーニング用の数百万の化合物のコレクションであるZINCデータベースから化合物をスクリーニングします。
  • これらがわかったらすぐに、実験的に決定されたZikaタンパク質構造に対して何百万もの化合物をスクリーニングします。
これらのスクリーニング結果はすべて公開され、他の科学者がこのデータを使用してジカ治療の開発を支援できるようになります。
主催者

国際研究チーム




各種成人病の原因となる遺伝子の発見

プログラム名

Superlink@Technion

概要

糖尿病、高血圧、癌、統合失調症などの原因となる遺伝子を発見する。

プログラム詳細 Coming soon
主催者

イスラエル工科大学、イスラエル計算生物学研究所




地球に衝突する危険がある地球近傍小惑星の軌道をモニタリング

プログラム名

Asteroids@home

概要

太陽系に多数存在する小惑星の形状や組成等の物理的特性を調査すると同時に、地球に衝突する危険がある地球近傍小惑星の軌道を確定する。

プログラム詳細

太陽系に存在する小惑星は、軌道が確定して小惑星番号や仮符号が付けられた物だけで約60万個に上ります。しかし多くの小惑星は大きさや軌道は分かっていても、形状、自転周期、自転軸の向きなどの詳細な情報は数百個の小惑星でしか分かっていません。また上記以外の未発見の小惑星は、膨大な数に上ると考えられています。
また未発見の物を含め、これら小惑星の詳細な情報を得る事で、地球に衝突する危険がある地球近傍小惑星の軌道をモニタリングすることにも繋がります。

地球近傍小惑星とは、地球に接近する軌道を持つ天体NEO(Near Earth Object)のうち小惑星のみを指す。NASA(アメリカ航空宇宙局)によると地球に接近するために監視が必要とされるものは約8,500個とされる。
天体の地球への衝突の脅威は1994年7月16日のシューメーカー・レヴィー第9彗星の木星への衝突により広く知られるようになった。木星は地球以上に多くの天体が衝突していると考えられている。
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2019年7月25日
天文学者も数日前まで気付かず… 直径約130メートルの小惑星が地球とニアミスしていた。
仮符号「2019 OK」という直径約130メートルの小惑星が2019年7月25日、地球から約7万2000キロメートル程の距離を時速約8万7000キロメートルで通過しました。
小さいとはいえ、小惑星の衝突の威力は大量の核兵器にも匹敵し、もし衝突していたらいくつもの都市を破壊していました。
1908年には「2019 OK」より少し小さめの隕石が地球に接近、シベリアのツングースカで爆発しました。これによりニューヨーク市の2倍近い広さの地域で木々が倒れました。
NASAやその他の専門機関は、宇宙のこうした物体を見つける手段を持っていますが、地球に接近する全ての小惑星を追跡するのは困難です。
中でも今回の小惑星「2019 OK」は、天文学者たちは接近の数日前まで気付いていませんでした。しかもこの時点で既存の技術を用いて小惑星を破壊したり、その軌道を変えさせるのに十分な時間は残っていなかったのです。
遠く離れた場所の出来事のように思えるかも知れないが、天文学者にとって約7万2000キロは正に"ニアミス"でした。この距離は地球と月の距離の5分の1以下であり、今回の小惑星の接近は、少なくともここ2、3年で最も『アルマゲドン』的なシナリオに近いものだったと言えます。
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科学者達はこうした小惑星を「シティ・キラー(city killer)」と呼んでいます。
「2019 OK」は、その直径が自由の女神の高さより大きいとはいえ、6600万年前にメキシコに落下し、恐竜を絶滅させた直径6マイル(約9.7キロメートル)の隕石に比べればかなり小さく、NASAはこうした類の大型の小惑星(直径0.5マイル、つまり約800メートル以上)の約90%を追跡しています。
アメリカでは2005年、連邦議会がNASAに対し、2020年までに直径140メートル以上の地球に接近する小惑星の90%を追跡するよう指示しましたが、しかし12月の時点で地上や宇宙にある望遠鏡が見つけたのは、こうした地球近傍天体(NEO)の3分の1以下でした。

主催者

アメリカ航空宇宙局(NASA)




天の川銀河の精密な三次元モデルを構築する

プログラム名

MilkyWay@home

概要

天の川銀河の精密な三次元モデルを構築する。

プログラム詳細

このプロジェクトの主な目的は、天の川銀河の銀河ハローの星を分析することによって、私たちの銀河の歴史を研究するし、銀河周囲の星の正確な3次元動的モデルを生成することです。さらに仮想的な矮小銀河(数十億個以下の恒星からなる小さな銀河)を天の川銀河の重力場に撃ち込み、現在観測されているハロー構造と一致するまで設定を変えてシミュレートする、多体問題(互いに相互作用する3体以上からなる系を扱う問題)サブプロジェクトの開発が開始されました。
このプロジェクトは、SETI@homeとEinstein@homeに続いて三番目の星間宇宙について研究する分散コンピューティングプロジェクトです。

また付随的な目標としては、分散コンピューティングに最適化されたアルゴリズムを開発することである。



弊社はアメリカ航空宇宙局(NASA)のワーキンググループ内で当プロジェクトに参加しています。
主催者

アメリカ航空宇宙局(NASA)

















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